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未来ではコミュ力が最も重要なスキルに!?

現在の人の仕事には少なからず、「繰り返し」と「予測可能性」を含んでいるため、機械によるオートメーションの対象になる可能性が高いです。特に古くからある作業というのはオートメーションの対象になりやすいうえ、最近の研究では、米国の労働力の約90%は100年前から存在しているものだそうです。このことから、技術進歩による深刻な雇用の枯渇が懸念されています。
 

www.theguardian.com

 

 

そんな中、『Humans Are Underrated』の著者Geoff Colvinは、機械化によって新たに生み出される仕事というものがあると主張します。
 
高度に自動化された世の中においても、ヒトとヒトを結ぶインターフェースの部分はやはりヒトが担うだろうという主張です。確かに銀行の窓口という職は100年前からあったかもしれません。それでも、100年前のお札を数える作業が自動化された後でも、窓口業務は顧客と銀行を結びつける機能を担う職として存続してきました。機械化が新たな仕事を生み出した良い例となります。よりソフトな部分に重きを置かれる世の中と言えそうです。
 

 

機械に食われない教育

 
ヒトが機械に押しやられないために、英国の教育界では、教育の初期段階から「共感力」や「他者の意思を読み取る力」の発達に力を入れるべきという強い声が上がっているようです。
 
さて、コミュニケーション能力といえば、就活を通して振り回された経験のある方もいらっしゃると思います。でも、コミュニケーション能力って何なんでしょうね。「相手の意図を正しく理解する、もしくは、理解するために行動できる力」、「リソースが限られている状況において全ステークホルダーを満足させる方法を考えだせる力」、「自分の意見を相手に投げつけるのではなく、まるでテーブルに置くように中立的に述べられる力」、それとも「互いに向いている敵意を、”現状”という共通の敵に向けられる力」でしょうか…?
 
 

 

日本の教育は?
 
この辺の力は日本の教育においては体系的に学ぶ機会は設けられているでしょうか?
 
アメリカにはコミュニケーション学という学問があり、学生は専攻にすることができます。私は心理学専攻であったのでコミュニケーション学の授業をとる機会があったのですが、ヒト間の情報のやり取りにおける様々な現象を観察し、方法論に落とし込まれているという印象でした。非常に感銘を受けたし、万人にとって有益なクラスだなと思った記憶があります。
 
日本にも同じ学問が確立されているのなら、本当にごめんなさい。私は無知です。ただ、日本の場合コミュニケーション能力は学問としてシステマチックに学ぶのではなく、社会の「常識」として経験的に学ぶことを余儀なくされている気もします。また同じ日本人同士においても、この「常識」が共有されていないことも多いと思います。これでは自動化が進む社会においては日本人は社会に後れを取ってしまうのでは…
 
「コミュニケーション能力なんて目に見えねぇもの教えられねぇよ!」
 
はい。難しいと思います。でも「教えられない」ということは「コミュニケーション能力」という言葉を定義できていないのに使っているということですので、社会において共通認識を得られないため問題が起こります。この共通認識を作ることができれば、雇う側も雇われる側も求めるスキルが明確化されるため、効率的に採用活動が進められることになり有益です。また、オートメーションの波に対してヒトの立ち位置を明確にする意味でも、ヒトが試行錯誤し、「コミュニケーション能力」というスキルを寄ってたかって定義する努力が必要ではないでしょうか。(極論を言えば、高度に自動化された社会においては、ヒトを差別化する唯一のスキルとなるでしょうし。。。)
 
技術立国ニッポン。次はコミュニケーション立国で世界をリードしましょう!