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投資郎 | 株初心者のデイトレ実践記録

少額でおもにスイングトレードに挑戦中

スウィングトレードにおいてもザラ場を見なければいけない2つの理由

f:id:hayeta:20160114132232j:plain 写真:PAKUTASO

株以外の作業に時間をとられるようになり、デイトレをする代わりに安定的な銘柄に短中期のスウィングを仕掛けるスタイルに変えた。

昨年12月の頭から年末にかけてはWSCOPEの調子がよく、利益が出ていた。

年末から1月にかけて、リニカルに入ったが、株価が全世界的に暴落。リニカルの好業績発表を思惑に、ホールドを続けるも含み損が大きくなり続ける。

この時点にきて、「はたしてスウィングでホールドを続ける代わりに、毎日デイトレをしていたとして、これほどの損失を出しただろうか」という疑問が生まれてきている。同じ期間で考えれば、おそらく手数料を加味しても、いまの含み損ほどの損失は出していないと思う。そう考える理由は、2つ。

  1. デイトレは寄り付きの時間的リスクを取らなくても済むということ。
  2. 常に株価に注目しているため、危険を感じれば迅速に損切りを行えること。

今のトレードにこの2点が含まれていないから今の結果が生まれていると考える。

スウィングは翌日のGUを含めた大きな値幅を取れることと、ザラ場に時間を取られないことが魅力。その良さを最大限に活かすことが理想だ。時間的リスクを採らないということは不可能だが、デイトレのように迅速な損切り判断さえできればスウィングは強力な取引方法だといえる。

ここでの問題は、スウィングにはいると、銘柄に惚れ込んでしまうという点だ。数日間から数ヶ月間の間放置するという方針を立てた以上、銘柄には信頼に足るほどの戦闘力があること信じていれば、精神的に辻褄があうというもの。その心理作用に気づかずに、盲目的にホールドの方針を貫いてしまえば、損切りが出来ない精神状態に陥ってしまう。(ここまで信頼して買った銘柄なんだから、一ヶ月後の決算にはきっと損失が小さくなるはず。etc.)

また、他の作業に集中するためにザラ場を見なくなるという点も怖い。ザラ場を見ていた時の1万円の損失と、ザラ場を見ていなくて結果だけ見た1万円の損失は、額は同じでも精神的ダメージは後者のほうが圧倒的に少ない。心理的ダメージが少ないと、その状況から脱出しようとするモチベーションも働きにくく、より損切り出来ない状況を作りだしてしまうという。

この2つの問題を解決するには、ある程度ザラ場を見る必要がある。要するにスウィングをしていると、投資の結果は完全に企業次第であり、自分では状況をコントロールできないような感覚に陥るようだ。その結果、現実から目を背けて危機感が無くなった投資行動を繰り返すようになっている気がする。例えるなら、車のハンドルを握らずに公道を走るようなものだ。人身事故を起こすか否かは、完全に自分以外の参加者次第であり、ハンドルを握っていない自分にはどうすることも出来ないような精神状態だ。でも、実際にはそんなことは許されず、事故を防ぐためには、ドライバー自身が危機感を持ち、自分の運転(投資行動)に対して全責任を持ってハンドルを切る(投資判断を下す)という自覚を持つことが必要だ。その自覚を持つための一つの方法が、車の外の状況(ザラ場)をリアルタイムで見るということだ。エンジンを切ったあとに、「今日は事故を起こさなかった」または「事故を起こしてしまった」という結果だけ見て判断するのではなく、ザラ場の状況をみて適宜判断を下すという心構えが必要だ。安全を創りだすためには、常に自分を脅かす必要がある。

確かに、それではスウィングトレードの「ザラ場に始終張り付いている必要がない」という良さは失われてしまうかもしれない。でも、デイトレほどでなくても、せめて日中に数回ほどは見れるはずだ。いや、むしろ、投資スタイルにかかわらず、値動きを見ないという行為自体が無責任なことなのではないかという気すらしてきた。

おそらく、投資スタイルによって、値動きを感じる時間感覚が異なるんだと思う。言い換えると、投資スタイルにはそれぞれにあったチャートを見る必要があるということ。そして、その時間感覚は各トレーダーによって異なり、自分に合う時間感覚を見つけていく必要があるということ。デイトレにおいては、5分足でトレードを行う人もいれば、1分足で行う人もいる。そして、各トレーダーが試行錯誤を繰り返しながら、どの道具を使って利を伸ばしていくかを見つけていくわけだ。自分の場合、スウィングを行うときは主に日足を見て判断していたが、結果的にそれでは損切りが遅くなりすぎるようだ。もっと細かく、1時間足や15分足を活用して、ザラ場の雰囲気をもっとリアルに感じ取る必要があると思う。

確かに、年明け以降の地合いは最悪だ。しかし、個人投資家としては、損失さえ限定できていれば本来地合いは関係ないのではないか。投資の目的は資産を増やすことだけど、そのためには長く相場で生き残る必要がある。そして、その唯一普遍的な方法は、損失を小さく抑え続けるということだ。これが出来なければ、遅かれ早かれ退場ということになる。そう考えた時に、自分の想定以上の損失(むしろ、想定していた損切りポイントなんてあったか?要するにここが問題)を出している現状においても離脱ができていない姿勢は、極めて自滅的だと言わざるをえないということ。

間違っているかもしれないけど、投資のことを考えるときによくパイロットを目指していたときに教官から教えられたことがオーバーラップする。パイロットの仕事は、細かく言えばいろいろあるけど、究極的には一度空に上がったなら生きて帰ってくること。そのためには、常に姿を変える自然を舐めないこと。そして、そのための準備や判断から逃げず「機長」であることが大切だということ。このサバイバル精神はきっと市場を生き残ることにおいても共通していると思う。刻一刻と変わる市場の状況を冷静に見ること。そして、投資結果を企業任せにせず、判断から逃げないこと。